長編小説『じゃじゃ』革装表紙上製本 表紙革ロロマ・スギライト
長編小説『じゃじゃ』
本文判型:A5判(横148mm×縦210mm)
本文頁数:960頁
折数:62折(本文16頁単位60折、見返し折前後計2折)
本文用紙:PASTELアイボリー中厚口
ギャルド・ブランシュ:紀州色上質特厚口0.15mmアイボリー
見返し:マーメイド153Kg 絹
クータ:マーメイド110Kg 絹
表紙革:ロロマ スギライト 1.2mm
製本工程時間:約112時間
制作:2025年

 

印刷
印刷
折り
折り
頁ならべ(頁・印字・汚れ確認後、16頁で1折)
頁ならべ(頁・印字・汚れ確認後、16頁で1折)
前小口切り
前小口切り
目引き
目引き
本かがり
本かがり
仮止めニカワ
仮止めニカワ
前小口やすりがけ 仕上げサンダ
前小口やすりがけ 仕上げサンダ
前小口パラがけ
前小口パラがけ
前小口パラがけ後
前小口パラがけ後
丸み出し
丸み出し
耳出し
耳出し
背固め ニカワ塗り3回
背固め ニカワ塗り3回
天地小口ミツロウ磨き
天地小口ミツロウ磨き
天地小口ミツロウ磨き後
天地小口ミツロウ磨き後
花ギレ作り
花ギレ作り
キャラコはり
キャラコはり
花ギレ綴じつけ
花ギレ綴じつけ
クータはり
クータはり
表紙ボール裁ち
表紙ボール裁ち
革漉き
革漉き
革漉き後
革漉き後
表紙革ばり
表紙革ばり
表紙革ばり(折り返し)
表紙革ばり(折り返し)
表紙革ばり(折り返し角)
表紙革ばり(折り返し角)
使用刻印
使用刻印
打刻による刻印
打刻による刻印
プレス機による刻印
プレス機による刻印
表紙つけ
表紙つけ
表紙つけ
表紙つけ
見返しノリ入れ
見返しノリ入れ
プレス
プレス
完成
完成
~ 失敗箇所 ~
①糸の太さのためか、背固めで理想の厚みにできず。その厚みが原因で、丸みが急になり、耳出しもうまくいかず。花ギレ綴じつけなどの工程の画像で、丸み出しや耳出しがうまくいかなかったことがよくわかる。
②天地パラがけをやりすぎて色が濃くなり、白で調節。後々、はげる可能性大。
③耳が溝にきちんと入っておらず、表と裏表紙の溝がずれている。
 ※全般的に、撮影に気を取られて、確認を怠ったため、失敗多発。
製本工程『じゃじゃ』革装表紙上製本/丸背
用紙切り 見返し/ギャルド・ブランシュ/クータ
印刷 本文/見返し/クータ
折り
頁ならべ 頁・印字・汚れ確認後、16頁で1折
ギャルド・ブランシュと見返しはり
ギャルド・ブランシュの補強と仕上げ裁ち
平締め
前小口切り
目引き
本かがり
仮止めニカワ
前小口やすりがけ サンドペーパー/仕上げサンダ
前小口パラがけ
前小口ミツロウ磨き
丸み出し
耳出し
背固め ニカワ塗り3回
天地小口やすりがけ
天地小口パラがけ
天地小口ミツロウ磨き
背綴じ紐始末
キャラコ作り
花ギレ作り
花ギレはり
キャラコはり
花ギレ綴じつけ
背のニカワ塗り補強
背の埋め立て 天と地の花ギレの綴じた糸のあいだの段差の埋め立て
帯かけ
クータはり
表紙ボール裁ち
革裁ち
革漉き
表紙革ばり
刻印
表紙つけと見返しノリ入れ
後始末
完成

※参考文献をもとに自己流で作っています。
参考文献
「手製本を楽しむ」 栃折久美子
「製 本」 上田徳三郎/武井武雄
「西洋製本図鑑」 ジュゼップ・カンブラス
「美しい本」ケルスティン・ティニ・ミウラ
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